セカンドリーグ神奈川とは

子育て課題の解決に取り組む人びとや団体を支援するために、生活協同組合パルシステム神奈川が2012年7月に中間支援組織として立ち上げ、2012年10月に「特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川」として認証されました。
「私たちは心豊かな地域社会をつくるために地域の人々やコミュニティ、行政に働きかけて社会的価値ある活動や事業を支援します。」をミッションと掲げました。

設立12年目の2024年6月、
「私たちは個人、市民団体、行政、企業、協同組合と連携して、福祉を中心に子育て、食、農、環境の課題に取り組み、人びとが生きがいと自尊心を持ちながら幸せにくらせる社会をめざします。」を新たなミッションとします。
⓵ 高齢者・障がい者・子ども・子育中の親・若者・生活困窮者など、社会から孤立しがちな人びとが幸せにくらせるよう、これらの課題に取り組み地域の団体や個人の支援を行います。
⓶ 企業や行政その他の組織がもつ社会貢献や倫理的活動への思いと、地域で活動する団体や個人の課題とをつなぎ、企業や行政その他の組織の資源を社会に還元し、地域や人びとのくらしが豊かになるよう、伴走型の支援を行います。
⓷ いま現在の課題や問題を意識し、同じ課題に取り組む団体や個人、組織と広く連携します。課題を引き継げる状況になれば、その課題は他に引き継ぎます。社会や状況が変化するなかにおいて、その時に求められている新たな課題に柔軟に取り組みます。

設立趣意

少子高齢化や地域コミュニティの崩壊が進行する現代社会の中で高齢者や子育て中の人々、あるいは子どもたちが容易に孤立してしまう問題が生まれています。
また、平成23年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故により環境や食そして生活への不安がそれまでとは比較にならないほど大きくなりました。

これらの問題の解決のために、地域では既に多くの団体が子育て支援や高齢者福祉、障がい者福祉に取り組み、環境や食を守り、生活困難を支えあう活動を行っています。
私たちは、地域福祉の視点に立って、それらの団体や人々を支援し、目的を同じくする人々の輪を大きくする中間支援組織の役割を担いたいと考えました。
その役割を子育て支援の分野から開始し、将来は福祉や食と農の分野にも進み、人々の暮らしの全般を見つめ、心豊かな地域社会の創造に邁進する決意です。

少子化が進行する中にあっても神奈川県では子育て期の人々の人口の増加が続いており、子育てする親の支えとなる活動が必要とされています。
私たちは、子育て期の親が自分らしくイキイキと生活できる環境をつくる事業に取り組み、子育てが楽しいと思えるまちづくりを行います。
たとえば、コミュニティカフェの起業を支援することで地域の人々が豊かな関わりを持てる場を増やし、さまざまな世代の人々が社会性を育みながら親も子も地域の一員として地域の中で見守られながら育つ良好なコミュニティが生まれることに貢献します。

私たちは、上記の事業に地域で活動する団体や行政・企業と協働して取り組みたいと考えています。そのためには私たちが地域から信頼される存在でなければなりません。その形として情報の公開をもって信頼と信用を得ていく特定非営利活動法人が適切であると判断し、特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川を設立するに至りました。

設立代表者 六角 薫

役員一覧

  • 理事 赤松 瑞枝   跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメント学科 准教授
  • 理事 市村 あつ子  生活協同組合パルシステム神奈川 常任理事
  • 理事 伊豫 軍記   かながわフロンティア・ネットワーク 共同代表
  • 理事 可野 倫子   NPO法人みんなの食育 理事
  • 理事 鈴木 晶子   認定NPO法人フリースペースたまりば 理事・事務局長
  • 理事 高橋 俊一   元神奈川県職員
  • 理事 原 美紀    特定非営利活動法人びーのびーの 副理事長 事務局長
  • 理事 楊 直子    生活協同組合パルシステム神奈川 常任理事
  • 監事 伊藤 礼    生活協同組合パルシステム神奈川 総合マネジメント室室長
  • 監事 藤枝 香織   一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ 理事・事務局長

組織運営

  • 事務局長 松山 吉和 (統括)
  • 事務局次長 六角 薫 (相談全般、コーディネート、財務)
  • 主任 山田 大輔 (庶務、食支援管理)
  • 職員 大塚 陽子 (施設運営、食支援マッチング)
  • 職員 矢嶋 ひとみ (施設運営、広報、経理)
  • 職員 角田 和子 (施設運営、子育てマッチング)

貸借対照表

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