11月13日、かながわボランタリー活動推進基金21平成29年度協働事業負担金対象事業の取り組みとして、ワークピア横浜を会場に『映画「もったいない!」上映と多機関交流イベント』を開催し、64名が参加しました。当日はフードドライブも併せて実施し参加者のみなさまより食品を提供いただきました。
映画「もったいない!」上映
第1部では世界的にも問題となっている食料廃棄の真実に迫ったドキュメンタリー映画「もったいない!」を上映しました。世界各地における生産・流通・小売の現場や家庭などで食料が大量に破棄される現実を映し出すとともに食料がだどるさまざまな段階に携わる人々へのインタビューを通じて、食料廃棄の現状や原因、その影響について考えるきっかけとなりました。
参加者からは
・日本のみならず先進国のあらゆるところで大量に食料の破棄があることを知りました。
・食品の裏側の世界を知ることができました。もっともっと食品を大事にする取り組みをしないと私たちは食事ができなくなる危機感を感じました。
・とてもつらい現状でしたが、活動されている方々がいることを知り少し希望を持ちました。
といった感想がたくさん寄せられました。
「食」と「地域」をつなぎ神奈川から「貧困」をなくす
第2部では、当法人の多機関連携ネットワーク「K-Model」について説明をさせていただきました。説明に先立ち、当日ご来場いただきました神奈川県県民局次世代育成部子ども支援課推進グループ課長代理兼グループリーダー 吉田様に冒頭のご挨拶をいただきました。
その後、当法人事務局次長六角より、当法人の事業内容、『多機関連携ネットワーク「K-Model」』の内容、これから目指すものについて紹介。「食品が活き、人が活き、企業・モノが活き、街が活きる 神奈川」の姿を目指し、地域の課題など場所・人・ものを通じ多機関が連携して解決するネットワークづくりについて説明いたしました。
多機関連携ネットワーク実績報告
第3部では、子どもの未来サポートオフィス代表 米田佐知子様をコーディネーターに迎え、多機関連携ネットワークの実績報告を行いました。NPO法人フードバンク横浜 加藤様・栗城様、NPO法人ぐらすかわさき 大澤様、NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ 高橋様、(株)北辰たちばなや様・わたぼうし津久井ファーム様(代理報告)にご登壇いただき、取組概要、立ち上げや実施への思い、活動を行う中での課題や期待など事例をもとにご説明いただきました。参加者の皆様からは、実際に関われることが発見できたとの声や、興味を持つきっかけとなりましたとの声をいただきました。まとめを行う中で高橋様からは「無料コンビニ」のお話など、新たな提案も出され、会場内も新たな可能性について考えることができました。
参加者交流
第4部では参加者同士の交流を行いました。「食品ロス」「生活困窮者支援」をキーワードに活動していらっしゃる方、したいと思っている方、また当日の報告などから興味をお持ちになられた方など様々な方が積極的に交流されました。早速、新たな繋がりや取り組みの話が進むなど、有意義かつ暖かい雰囲気の中終了いたしました。
最近のコメント